約 2,268,176 件
https://w.atwiki.jp/osananajimisanbon/pages/290.html
従妹「ダサいでしょ?」 翌日。制服を着た従妹。 俺「いやかわいいよ。写メして良い?」 従妹「えーなんで?」 俺「だってたまにしか会えないし」 従妹「別に良いけど」 俺「撮ろう撮ろう」 ジ、ジジ……カシャッ。 従妹「見せてー」 俺「ん?」 従妹「やっぱ私ブスだなー」 俺「かわいいじゃん」 従妹「うそばっか」 俺「いやかわいいよ。ドキドキしちゃうよ」 従妹「うそだあやめてよ」 俺「えー」 従妹「えー」 ◇ 幼「どうでも良いけど従妹を口説くなよ」 俺「見てたの!?」 幼「口説いたことは否定しないのかよ」 俺「でもみおのためにセクハラ我慢したよ」 幼「我慢って言葉が出てくる時点でヤバい」 ◇ 犬「ワン!」 母「おー、大きくなったねー。おばさん覚えてる?」 幼「あーっ! かわいいー」 犬「ウォン」 母「おーよしよし元気だったかー」 犬「ワンワン」 幼「散歩いっしょに行きたーい」 母「行こうよ」 幼「やった。散歩いこー和」 従妹「いこー」 この時、従妹は不登校。 俺「えー」 幼「良いじゃん行こうよ。お菓子買ってあげるから」 従妹「私もお菓子買ってあげるよ」 俺「じゃあ行く」 犬「ワンワン」 幼「そっか散歩嬉しいのかー」 犬に喋りかけるみお。 俺「ほんとかよ」 幼「散歩って聞いただけで連れてってくれるって分かってるんだから」 俺「へー」 幼「犬って賢いのよ」 俺「賢いならワンワン吠えて驚かさないでほしい」 幼「あんたが勝手に驚いてるだけだから」 ◇ 幼「なんでそんな離れてんのよ」 俺「近付くと寄って来るんだもんそいつ」 幼「あの人、大きいのにおかしいね」 犬「アウ」 従妹「こわくないよー?」 俺「こわいんじゃあない」 前に散歩中に犬の糞を踏みまくった話などを書いた通り、犬の散歩には良い思い出がない。 幼「あー、これが和くんの言ってた卵の自動販売機? 面白ーい」 俺「あんま安くないのな。売れんのかね」 幼「ねー」 鶏「コケーッ」 忘れたけど豚?「ブヒブヒ?」 幼「動物さん元気だね」 動物さんて。 俺「ニワトリ、朝うるさかったよな」 幼「お前ずっと熟睡してたじゃん!」 俺「なんだ、じゃあ気のせいか」 幼「いちゃもんにも程があるわ」 俺「前に来たときの記憶と間違えた」 幼「どんな間違え方だよ!」 俺「だって中学校で朝流れてた音のでかいパッヘルンベのカノン? あれよりうるさいんだよ」 幼「分かんねーよ!」 俺「ランララランララランララララララってやつ」 幼「そういう意味の分かんないじゃねーよ」 俺「ランララランララランララララララ ランララランララランララララララ」 幼「続けなくて良いから」 従妹「らんらららんらららんらららららら らんらららんらららんらららららら」 俺「……」 従妹「……」 幼「続き分かんないのかよ!」 従妹「えへへ」 ◇ [家] 幼「これなんだろ」 俺「多分漬物」 幼「えー食べたい」 俺「言ってみれば?」 ◇ 幼「この漬物、美味しいです」 祖母「そう。良かった」 幼「ゴボウの天ぷらもすごい美味しくてもう」 母「真似しても同じにならないのよね」 ◇ 二人の部屋。 幼「あー美味しかったなー。すごいよあれ、感動しちゃう」 俺「おばあちゃんが少し体調戻ってて料理出来て良かったね」 幼「うん。エビの天ぷらも私が作ったのと全然違ったね」 俺「えーそう?」 幼「違う違う。もう別物」 俺「ふーん」 幼「ふーんて。もっと感動しなさいよ」 俺「だっておばあちゃん、お肉やらないからなあ。 ほとんど魚か野菜かトーストで、焼き肉とかステーキとかすき焼きとかやったことない」 幼「お前おばあちゃんとこにもう少し居れば健康になれたじゃん!」 俺「いや、どうなんだろ。 おばあちゃんに預けられてたのに結局俺はその間野菜は食おうとしなかったみたいだし、肉好きに育ったわけだからな。 肉がなくてもエビとイモと大根と目玉焼きを食べまくる形の妥協になってたんじゃないかな」 幼「あーそっか。まあ肉食いまくるよりは体に良さそうだけど偏食自体はそのままっぽいよな」 俺「きっと美味い野菜でもダメだったんだろうな」 幼「じゃあ私の料理じゃ絶望的じゃん!」 料理に自信のない発言をしている時のみおがかなり好きだ。 ◇ デパートに行った。 水着はレンタル出来るのだがまあ……色々使えるので、ね。 「買ってあげるよ、いや買わせて下さい」 ということで買いに行った。 幼「この服あんた良いじゃん」 俺「前にみおが買ってくれたやつと同じで服を二つ着てるみたいに見えるようになってんだな」 幼「だからフェイクレイヤードって言えよ」 俺「みおって洋服の名前とか犬の名前とかよく知ってて、なんか攻撃的じゃないみたいだよね」 幼「なんだよそれ」 俺「あんまり蹴りそうに見えないっていうか」 幼「蹴りそうに見える人なんてキックボクサーくらいしかおらんわ!」 俺「あんまり人を再起不能にしてるように見えないっていうか」 幼「お前を今ここで再起不能にしてやろうか」 俺「ここでってアグレッシブだな」 幼「悪・即・斬だ」 俺「ぼく悪いスライムじゃないよ」 幼「悪い人間だもんな」 いつも通りのショッピング。 ◇ 幼「この服どう?」 ズボンを自分の腰にやるみお。 俺「ダメ」 幼「えーなんで!?」 俺「虎柄じゃん」 幼「色が違うじゃん。黒とグレーよ?」 俺「良くないよ。ケバい。そもそもなんでズボン? 全く魅力を感じない」 幼「バッサリだな」 俺「良くないよ」 幼「二回も言うな」 服を列に戻すみお。 幼「じゃあどんなのが良いのよ」 俺「普通ので良いんだよ白のワンピースとか」 幼「ロリコン」 俺「あ、ああいうのは?」 幼「ロリコンにしては良い選択ね」 俺「へー、裏こんなんなってんだ」 スカートの裏って気になりますよね。 幼「うー高い」 俺「先に水着見る?」 幼「そうしよ」 ◇ 幼「これどう?」 俺「ダメ。ケバい」 幼「んじゃこれもダメだよね」 俺「それは良い」 幼「ほぼ同じじゃねーか! お前の判断基準が分からん」 俺「この花全然ダメ。この花が正しい」 幼「和くんはどんなのが良いの?」 俺「みおの胸のことを考えてあげるとワイヤーとフリルがあるのが騙せて良いんじゃないかと」 幼「殺すぞテメー」 ◇ 俺「結局ワイヤーとフリルある水着にすんだもんな」 幼「う……だってやっぱ少しでもましに見せたいじゃん。 それに三角のだと自信あるみたいに思われそうだし」 俺「ははっ、少しでもましにってとこが良いな」 幼「変わらないと思ってんだろ。バカにしてー」 俺「してないよ」 幼「むむうー、悩殺してやるからな」 俺「それは楽しみだ」 幼「やっぱりバカにされてる気がする……」 ◇ おばあちゃん達とタクシーで健康ランドのような所へ。ここにプールもあるのだが、この日はお風呂が目的だ。 おばあちゃんは送迎してもらわないと無理だが、そう遠くないのでみおに道を覚えてもらいプールは翌日に二人で行くことにしたのだ。 幼「さっぱりしたー。男湯どうだった?」 俺「熱かった」 幼「あはは、和くんには熱かったかもね」 みんなで食事。俺とみおはラーメンを食べる。 俺「寝っ転がって入る風呂だけ少しぬるくなってたから、途中からずっとそこで横になってた」 幼「えー、良いなそれ。そんなの女湯にはなかったよ!?」 俺「女は恥ずかしくて人気出ないだろ。あお向けにぐてーって寝て丸見えなんだぞ」 幼「あー確かに恥ずかしい」 俺「枕がただの石で固いのが欠点」 幼「それ辛いね」 俺「でも寝てたよみんな。いびきかいてた。 寝ちゃうからぬるくしてあんだろうな」 幼「気持ち良さそう」 俺「みおはたまにお風呂で寝ちゃうからあれは危険だな」 幼「そういえばさ……」 俺「ん?」 幼「ううん。ナルトちょうだい」 俺「やだよ」 幼「良いじゃんネギ食べてあげたんだから。もらいー」 俺「あっ」 幼「ほら、チャーシューあげるからさ」 俺「うーナルト……モグモグ」 ◇ 幼「同棲してからよく和くんとお風呂入るからうたたね防止になってるねって言うとこだった」 俺「言えば良かったじゃん」 幼「いっしょにお風呂入ってるってバレちゃうじゃん」 俺「恥ずかしいの?」 幼「恥ずかしいよ……大体結婚する前に同棲してたとかもおばあちゃん的にはバレたらマズイんじゃないの?」 俺「じゃあバラされたくなかったら俺の言うこと聞いてよ」 幼「お前もちょっとは恥ずかしがれよ! なんで私だけの隠し事みたいになってんだよ」
https://w.atwiki.jp/odchange/pages/115.html
309 【おばあちゃんの日 1話】 [sage] 2010/06/12(土) 19 29 40 ID CyT7ZEuZ Be 「ねえ、おばあちゃん。ちょっとお願いがあるんだけど。」 70歳ちょっと前と言った感じの女性…着物姿にきつめにならないていどにアップにまとめられた髪型がなかなか上品だ…が女性週刊誌に目を通している最中、その部屋に入ってきたのは、高校生…16,7歳だろうか…という年頃に相応しい快活な少女だった。 「あら、麻由美。お願いって…残念だけど、お小遣いはあげられないよ。」 「えと、それはそれで欲しいけど、今日は別のお願い。ねえねえ、この前やったアレ。またできない?」 「あれ…アレってあのことかい?おばあちゃんは、かまわないけど、麻由美はあんなことをまたしたいのかい。麻由美みたいな若い子がわざわざ自分からあんなことをしたいなんて、おばあちゃんちょっとピンとこないよ。」 「いいの。いいの。この前は、おばあちゃんのお願いをきいて、アレをやったんだから、今度はあたしのお願いで、アレをやってもいいでしょ。」 「その様子だと、この前の時に何か面白いことでもみつけたようだね。まあ、いいわ。おばあちゃんだって悪い気もしないもの。そうそう、お父さんもお母さんも今日は一日外出だからね…あ、もしかして麻由美はそのつもりだった?」 「えへ、分かっちゃったか。でもお母さん達が家にいたら、ちょっと大変なことになっちゃうでしょ。」 「それはそうだけどね。じゃあ、早速はじめるかい?」 「うん。」 「それじゃ、この前と同じに、ここに座って。」 祖母の言葉に従い、その前に向かう合う形で正座する麻由美。 「それじゃいくからね。」 「うん。おばあちゃん。」 静かに目をつぶる祖母。 5秒…10秒…何も起こらないのかと思い始めた頃、変化はまず麻由美の身体に目に見える形で現れた。 チュニックから覗く彼女の腕、特に細くもなく太くもないその腕、少々日に焼けているが、明るく健康的な腕の肌の色が次第にくすむように変わる始める。
https://w.atwiki.jp/odchange/pages/128.html
その言葉に、麻由美は少女が着ている着物が先ほどまで祖母が着ていたものと同じであること、そしてその話し方がこの年頃の女の子にはそぐわない、別の言い方をすれば祖母のそれにそっくりであることに気づいた。 「そ、そんな、まさか…」 脳裏に浮かんだ想像を麻由美は信じられなかった。 確かに祖母はあんなことを言っていたけど、現実に起こるなんて。 「まだ信じられないみたいだね。けど、おばあちゃんは言っただろ。年齢を交換するって。」 その言葉に、麻由美は少女の顔を見つめなおした。 確かにその顔は、16、7歳、麻由美と同じくらい。そして鏡に映っていた老婆の顔は70歳ぐらい。これは祖母の年齢だ。 「じゃあ、本当にあなたおばあちゃんなの?」 「分かったみたいだね。でも若いだけあって呑み込むのが早いねえ。」 「で、でも、こんなことが本当に起きるなんて、おばあちゃん、何をやったの?」 「うふふ、麻由美には悪いけど、それはちょっと秘密だよ。それより麻由美にも分かってもらえたわけだし、一度元に戻そうかい。ほら、ここに座って目をつぶって。」 言われるがまま、少女の前で目をつぶる麻由美。再び1分ほど経過し 「麻由美、もういいよ。」 聞き覚えのある声に目を開ければ、あの少女はおらず、かわりに祖母の姿があった。 「おばあちゃん、あ、そういえば!」 まだ床においたままになっている手鏡を覗き込めばそこには見覚えのある自分の顔。 「も、元に戻ってる。で、でもこれって夢じゃないんだよね。」 「さっきまでのことは夢でも目の錯覚でもないよ。本当におばあちゃんと麻由美の年齢を交換してみせたのよ。」
https://w.atwiki.jp/odchange/pages/122.html
332 【おばあちゃんの日 8話】 [sage] 2010/06/19(土) 20 34 26 ID pb8cGkVt Be ここで時間は1ヶ月ほど遡る。 麻由美が高校2年になって最初のGW。休日などの都合で家族そろっての旅行こそできなかったが、その日、両親は日帰りながらも温泉めぐり。そして祖母は親戚からもらったチケットで若手演歌歌手のコンサートということで、麻由美はお留守番ということになっていた。 もっとも、麻由美にしてみれば、お昼代+夕食代+お留守番代ということでけっこうな額をもらっている上にまだまだGW中の休日は残っているだけになんら不満 はない。 「でも、おばあちゃん、よかったね。ちょうど近くにコンサートが来た時にチケットもらえて。」 両親は移動時間と渋滞避けのため、早朝に出発しているので、家には麻由美と祖母の2人だけ。コンサートは午後からだが、これまた移動時間の問題もあるので、祖母も朝食を終えると、出かける前の着替えなどの準備を始めていた。 「そうだねえ。テレビでしかみられないと思っていたのに、こうやってコンサートにいけるなんて…」 「あれ?おばあちゃん。元気ないね?もしかして行きたくないの?」 「そういうわけじゃないけど、近くといってもバスと電車に乗らないといけないだろ。乗る電車を間違えないようにしないとか、駅で降り損ねるなんじゃないかと心配ごとも多くてねえ。それに、もう歳だから、乗り物に乗っているともう疲れて疲れて。」 「あ、そっか…」 昨年の夏、夏バテに加えて食中毒になったことで祖母の身体がすっかり弱っていた。秋には寝たきり同然の上、食欲もすっかりなくなって、家族親戚一同、葬式やら相続の話を始めたほどだ。 幸いと言うべきか、冬前には持ち直し、冬も用心を重ねた結果、春には、家の中では以前のように動けるように回復していたが、やはり歳には勝てないらしく、外出する回数はめっきりと減っていた。 「おばあちゃんももうすぐ70だもんね。」 「やっぱり歳はとりたくないもんだねえ。もっとも歳をとらなかったら、麻由美の顔を見ることもできなかったわけだけど。」 「あーあ、ちょっとぐらいおばあちゃんにあたしの若さを分けてあげられたらいいのに。」 「そうできたらいいんだけどねえ…ん…」 「あれ、どうしたの?おばあちゃん?」 「い、いや、なんでもないよ…でも…でも…あ、麻由美。試しに聞いてみるけど…本当におばあちゃんに若さを分けてあげたいと思うかい?」
https://w.atwiki.jp/thesecretsociety/pages/122.html
●おばあちゃんの針仕事(希望リストに追加可能) アイテム 入手場所 組み合わせるためのアイテム コレクション/報酬 昔の刺繍 巻物食らいをアイテムで除去するかそのまま写真を調査する ティーポット×5 器用な女性のかばん魔よけの箱×16000コイン パッチワークの掛け布 巻物食らいをアイテムで除去するかそのまま写真を調査する レースのスカーフ 巻物食らいをアイテムで除去するかそのまま写真を調査する 手編みのセーター 巻物食らいをアイテムで除去するかそのまま写真を調査する 手織りの敷物 巻物食らいをアイテムで除去するかそのまま写真を調査する
https://w.atwiki.jp/tokimeki_dictionary/pages/760.html
駄菓子屋のおばあちゃん【だがしやのおばあちゃん】 『3』の登場人物の一人で、もえぎの高校(の前身となる高等女学校?)の卒業生。 牧原優紀子のストーリーイベントに深く関わる。 主人公が事前に散策で駄菓子屋を見つけても見つけていなくても、彼女に誘われて行く事になるがエスパーの如く主人公の心の感想を見抜いて、どっちの選択肢を選んでも辛く当たってくる。 当初は主人公に対してつんけんしているが、それでも牧原と一緒に通い続けるうちに態度が軟化してくる。 女学生の頃に好きだった人が出征する事になり、その人を伝説の坂に呼び出すものの告白する事が出来ず、その好きだった人はその後戦死してしまう。 そのこともあってか、牧原の事を常に応援している。 なお、声を演じている声優は不明(エキストラ4人のうちの誰かか?) 関連項目 ときめきメモリアル3 「牧原 優紀子」の攻略 ストーリーイベント
https://w.atwiki.jp/popndeletemusic/pages/134.html
A.I.おばあちゃん →pop'n公式 曲名:コンピューターおばあちゃん アーティスト:V.C.O. Featuring Alt キャラクター:ALT(アルト) 遊べるバージョン:AC9,10,11,12,13,14,15,16,17,18 CS9 CD収録: pop'n music 9 AC CS pop'n music 7 "0/1 ANGEL" ALT produced by seiya-murai(コナミスタイル限定) 動画: 募集中 みんなの思い出: 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/odchange/pages/121.html
330 【おばあちゃんの日 7話】 [sage] 2010/06/16(水) 19 37 49 ID ca+sg0Zs Be 「さって、いっくかなー!」 いつものノリで出発しようとしたところで、麻由美は今の自分が着物姿、しかも肉体は70近い老人のものになっていることを思いだした。 「あらまあ、私としたことが…ほほほほほ。」 誤咬ますように口元に手を当てると、麻由美は日傘…そろそろ初夏だけに日射病や熱中症への用心にと祖母がもたせてくれたものだ…をさし、しずしずと小さな歩幅で歩き始める。 着物にアップにまとめた髪型、落ち着いた雰囲気の老婦人が日傘をさして、ゆるりゆるりと歩く様をみていると、半径3メートル圏内が京都か奈良かというような錯覚に陥りそうになる。 幸いにも、まだ午前中だけに日差しはそれほど強くない。慣れない着物ではあるが、麻由美は10分ほどかけて住宅街を抜けて商店街に入る。 ふと、店舗の1つに目を向ければ、そのショーウィンドウガラスに映るのは、優しそうな表情を向ける老婦人の姿。 少し前まで、早く大人になりたいという思いだけが強くて、老齢に差し掛かった自分の姿など想像したこともない麻由美だったが、こうして落ち着いた雰囲気の老婦人になれるのなら、それもまんざら悪くもないと彼女は思っていた。 「さて、次のバスは…」 目当てのバス停まで辿り着いた麻由美はとりあえず時刻表を確認する。 「えっと、後10分か…どこかで時間をつぶす…ほどもないか…」 近くに行きつけの店も多いが、下手に足を伸ばしてバスに乗り損ねては本末転倒。しかも、その店の多くは、女子高生など若い子向けばかりで、今の麻由美のような老人が足を入れるような場所ではない。 他にバス待ちのお客もおらず、麻由美はベンチに腰掛けてバスを待つことにした。 (えへへへ、もしかしておばあちゃんに断られると思ったけど、うんと言ってもらえてよかった。あたしがおばあちゃんにならないと、こんなコトできないもんね。けどおばあちゃんがこんなことできるなんて思ってもみなかったよ。) 麻由美は、祖母が初めてこの年齢逆転をやって見せた時のことを思いだしていた。
https://w.atwiki.jp/onyanoko_54/pages/43.html
【属性】 人間 【HP】 不明 【誕生日】 不明 【血液型】 不明 【好きなもの】 不明 【嫌いなもの】 不明 【初登場】 24粒目 【詳細】 ほろろのおばあちゃん。
https://w.atwiki.jp/horror_vip/pages/296.html
悪魔の毒々おばあちゃん >笑いと恐怖、さらにスプラッター描写のバランスが絶妙なコメディホラー。 ベルギーの大富豪のおばあちゃん2人が住む豪邸で誕生パーティーが開かれた。 招かれたのは遺産目当てな子供達。 パーティーの中で、一族から破門されたクリストファーから、年代物のワインの贈り物が届く。 実はそのワインには怖ろしい呪いがかけられており、 それを飲んだおばあちゃん2人はみるみるうちにモンスター化してしまう。 楽しいはずの遺産争奪誕生会が、一瞬にして全米川下り選手権に。